突然ですが、あなたがディナーを食べにレストランに来たとしましょう。
最初のドリンクは何を頼むでしょうか。
…ここで聞きたいのはあなたの趣味嗜好ではなく、その結論に至った時間と思考回路です。
例えばアルコールが得意な方はお酒から選ぶでしょうし、
ゆっくり料理を味わいたいなら味が強くないものを選ぶでしょう。
それぞれの評価軸はあるでしょうが、結果として一つの結論をつくることになります。
この例で重要なのは、「どんな評価軸で見ているか」「その評価軸同士をどうやって評価しているか」の2点です。
この考え方は、日々の様々な選択に使えることでしょう。
それこそ、勉強の優先順位なんかもこの考え方を使えるかもしれません。
まず、基本的に人間の脳は単純であることを考えると、
全く別の2つのことは同時に考えられないことが分かります。
極端な話、寿司とステーキのどちらが優れているか、という問題には、答えがありません。
どちらにも長所と短所があり、それは同列で比べられるものではないからです。
選ぶルール、即ち評価軸が1つではないとき、人間は迷うようにできています。
では実際にはどうすればいいのでしょうか。
究極のお話にはなりますが、今から述べる方法を試してみてもいいかもしれません。
先ほど評価軸のお話をしましたが、まず、これらを複数本を立てるようにしましょう。
そして、それらの軸ごとに点数をつけます。
寿司とステーキの例なら、値段・好み・提供スピード・健康への影響など...
とにかく思いつく限りなんでも構いません。
そしてそれらに「重み」をつけるのです。
重み付けというのは、いわば「無理やりにでも数値化する方法」で、
評価軸自体に点数をつける行為であると言えます。
もっと簡単に言えば、「この基準は他の基準より重要だから2倍の比重で見よう」といったように、
基準に「倍率」をつける、というとイメージしやすいかもしれません。
とにかく単一の基準で優劣をつけてしまうようにしましょう。
人間の脳は複雑で優秀ですが、脆弱で崩れやすい一面も持ち合わせています。
勉強にせよ何にせよ、単純化できるところは単純にして、リソースを無駄にしないようにしていきましょう。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
小学生、中学生、高校生の偏差値25~75までの生徒を教えた結果、
日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう!
ゆる~い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、
生徒達をいっぱい「認める」事をして、どこにも負けない「カリキュラム」を生徒に合わせて作っております!今では、継続して通ってくれている生徒たちが、偏差値10ぐらいあがるのも普通になってきています!毎年、第一志望合格率約8割で合格してくれて嬉しいかぎりです!
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