あなたが最近予定を管理するとき、何を使って管理しているでしょうか。
手帳、アプリ、カレンダー...それぞれの方法があると思われます。
では、どれくらいの細かさで予定をつけているでしょうか。
日単位、時間(hour)単位、人によっては分単位の方もいらっしゃるでしょうか。
こちらにも正解はない、と一般には考えられています。
しかし、勉強においてはこの問いに明確な正解があります。
それは、「厳格すぎるスケジュールを立てない」ということです。
もちろん、予定を立てることが大好きな方はいくらでもやっていただいて構いません。
それ自体がモチベーションにつながるため、結果として効率の向上につながるでしょう。
が、もしなんとなく「勉強計画、立てなきゃな...」と思っているのであれば、その習慣はやめてしまいましょう。
なぜ計画を立てるべきではないのか、その理由は大きく2つです。
ひとつは、計画を立てる作業に時間がかかる、ということです。
細かく計画を立てれば立てるほど、無駄な時間が増えることになってしまいます。
そしてより重要なもうひとつの理由は、
たとえ余裕を持った計画でも、必ず遅れは出てしまう、ということです。
思わぬところで手間取ったり、体調を崩したりといった不測の事態によって、
ずるずると後ろ倒しになってしまう経験は、皆さんもしたことがあるでしょう。
そうなると、自分の中に「計画を守れなかった」という「罪悪感」が生まれ、
モチベーションの低下を引き起こします。
また、スケジュールの履行は成功体験につながりにくい、とされています。
たとえ「予定通りに行った」としても、それはいわば「基準点」に過ぎず、
自分をほめる要素にならない可能性があります。
それこそモチベーションの上昇にはつながらない、と言えるでしょう。
それでも全くのノープランで勉強に挑むのは危険です。
そのため、「計画」のかわりに「予定」を立てるようにしましょう。
ある種、「目標」や「約束」に近いかもしれません。
数週間、数か月単位で、マクロの(大きな)視点から作った「予定」は、
成功すれば達成感があり、失敗しそうでも修正が利きやすいものです。
例えば参考書を1冊終わらせる、次の模試までにどれだけ頑張るなど、
自分の中だけでプレッシャーを負うのではなく、
何か明確な基準を設け、自分の外から負荷を与えられる状態にできると、最終的に良い結果を得られるでしょう。
ミクロの「計画」よりもマクロの「予定」を大切にし、モチベーションを維持できる状態で頑張っていけるとよいですね。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
小学生、中学生、高校生の偏差値25~75までの生徒を教えた結果、
日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう!
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