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【学習法】子供の勉強には「切羽詰まった理由」があった方が良い?

「先生、日本人なんだから英語なんか勉強しなくても生きていけるんじゃないですか~?(笑)」




 ほんの数年前まで、こう言っては学校の先生を困らせる生徒は少なくありませんでした。




 英語に限らず、子供たちは勉強の多くについて




「本当の意味での必要性」




を感じていないので、身が入らない、というケースは少なくありません。




 子供が勉強にやる気になるためには




「切羽詰まった理由」




があった方が良い場合があります。






人間は「切羽詰まった理由」がないと行動に移さない

「勉強した方が良いよ~」




 このことは、子供もみんな知っています。




 しかし、それが




「勉強しないといけない!」




という




「切羽詰まった理由」




になるかは別問題!




 他の話題に置き換えてみましょう。




「健康な食生活にした方が良い」




「肥満よりもやせた方が良い」




 こういうことはみんな知っています。




 しかし、それでも




「好きなものを好きなだけ食べたい!」




と思ってしまう人は少なくありません。




 ところが、仮に肥満が原因で重い病気になったりしたら




「生き延びるためには瘦せないといけない!」




と考えて食生活を見直すでしょう。




(もっともこの例では手遅れの可能性もありますが。)




 これが「切羽詰まった理由」です。






英語の勉強も「切羽詰まった理由」があるかは重要

 英語の例でいうと、こちらも




「切羽詰まった理由」




があるかはかなり重要な要素です。




 例えば、私は塾長という立場ですので




「先生、この問題について教えてください!」




と、生徒から質問が来ることはあります。




 私の頃とは学習指導要領も変わっていますから




「嫌でも勉強をしないと仕事ができない」




状態にあるわけです。




 ところが、子供たちの多くは




「切羽詰まった理由」




を持っていません!




 テストで欠点を取らないレベルであれば問題ないや、程度に思っている人さえ、います。




 もちろん、英語に限らずどの教科でも




「このままでは留年になる!」




というような




「切羽詰まった理由」




があれば勉強はするでしょう。




 そうでなくても




「切羽詰まった理由を作る」




という手があります。




 英語であれば外国に留学させる、等です。






将来にかかわる問題であることを認識させる

 受験の場合であると




「自分事として受験に向き合い、自分の行動に責任を持つ」




ということがどうしても必要になってきます。




 私は浪人の時に




「自分のせいで浪人したのに親にお金払わせるの恥ずかしい」




と思って、自分でアルバイトして受験費用とか稼ぎながら宅浪していましたが、




河合塾駿台に通っている同級生達をごぼう抜きした経験があります。




 自分のお金をかけていると




「切羽詰まった理由」




が出来ます。




 このように




「子供を甘やかさない」




ことも重要!




 ただ、そこまで子供相手に思いきれない場合であっても




「大卒と高卒の生涯年収の違い」




等のデータを見せることは十分可能です。




 これによって子供が少しでも




「自分の人生に関わる問題」




であると認識すると、勉強に真剣になれるのではないでしょうか?