お笑い芸人の方々はすべからく頭が良い、とされています。
実際私もそう思っていて、自身の努力や才能を、「他の人を楽しませる」という難題であるエンターテイメントにお使いになっている彼らのことを心から尊敬しています。
ここで少し疑問に浮かんだのですが、彼らは「頭がよくて、お笑い芸人をやっている」のか、「お笑い芸人をやっているから頭がいい」のか、どちらなのでしょうか。
…十中八九前者でしょう。
頭が良くない人は、残念ながら「お笑い芸人になる舞台」に上がれません。
もっと残酷な言い方をするのであれば、要件を満たしていない、とも言えます。
では、彼ら「頭がいい」人は何が違うのでしょうか。
その一つの回答が、「話す能力の高さ」であると考えています。
正確には、発表する能力の高さ、でしょうか。
学問の世界で生きていくにあたって、コミュニケーションは不可欠です。
協力をお願いしたり、議論を行ったりするうえで、絶対に避けられない道であると言って差し支えないでしょう。
また、学問の成果を表に出す機会が多々あります。
それはテストであったり、論文発表会であったり、形式は様々ですし、必ずしも言葉を使うわけではありません。
しかし、その結果が誰かに伝わらないことには学んできたものの価値は大きく下がることになりかねません。
よって、「頭がいい」人は伝える力に結果として長けているのでしょう。
とはいえ、誰しもが先天的に持っているわけではなく、後天的に身につけることができるのは、この能力の救いです。
では、どうやって身につけましょうか。
答えは単純で、経験です。
残念なことに、経験以外では身につけられない能力です。
結局「努力は裏切らない」が趣旨の文章になってしまい恐縮ですが、その努力の方法と伸びには個人差があります。
この性質というのは、いわゆる机に向かって行う「勉強」と同じです。
ひとりひとりに合った強度があり、方法があり、こだわりがあり、そのうえでもっともよい方法を探す過程と、その結果の両方が自分を成長させてくれる、という意味では、構造が全く同じと言って差し支えないでしょう。
話が大きくそれましたが、「伝え上手になる」という目標と、それに向かって邁進する日々は、自分を成長させるきっかけになるかもしれない、ということを主張させていただき、この記事の結びとさせていただきます。
【学習塾PLANT】
２０１４年１２月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
小学生、中学生、高校生の偏差値25～75までの生徒を教えた結果、
日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう！
ゆる～い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、
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