小学校でも学ぶ勉強のうちの一つに、検算(たしかめ算)というものがあります。
これは、例えば「2×3=6」という式の答えがあっているかを確かめるときに、「6÷3=2」、つまり「(答え)÷(割る数)=(割られる数)」が成立することで答案が正しいかどうかを判定するものになっています。
これは、一般に「方程式(□を使った計算)の考え方」を学習するためのものであるとされていますが、ここでは別の角度から考察していこうと思います。
それが今回の記事のタイトルにもなっている、「見直しは別の方法でやるという考え方」という見方です。
後ろから子供がテストを解いているのを観察してみてください。
見直しをするとき、漠然と同じ計算方法や同じ考え方で、再度解きなおすだけになってはいませんか?
この方法では、もしミスをしている場合に、同じ箇所でミスをしてしまう可能性が非常に高いです。
こういった子供はケアレスミスが多くなってしまいがちです。
複数の視点をもつことの重要性は必ず説明しておくようにしましょう。
この「複数の視点をもつ」練習は、思考自体に良い影響を与えるとされています。
視点を複数持つことができる人は結果として発想が柔軟になり、広い視野を持つことができます。
これは一つの例に過ぎませんが、サッカーの戦略・戦術を組み立てるには、フィールド上で何が起こっているかを観て、自分を含めた選手の動きに反映する「鳥の眼」、ひとつひとつの技術やプレーを視て、的確に分析する「虫の眼」、そして試合全体の流れを見て、より大局から戦略を考察する「魚の眼」の3つの視点から考えるべきである、とされています。
勉強の分野でも理念は同じです。
多様な見方をした上で、今考えられる最善策を採る練習は、どの分野でも必要であり、極めて重要であるといえます。
さて、本記事では検算について「別のアングル」から論じさせていただきました。
おや、この記事もどうやらひとつの事柄を複数の視点から見たものだっただったようですね。
お気づきになられたでしょうか?
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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