高校3年生にとっては、もう大学の推薦入試（学校推薦型選抜）が終わってきた季節。
この塾でも推薦入試を終えた方も少なくありませんが、高校1年生や2年生だと
「推薦入試にするか、一般入試にするか、あるいは両方受けるか」
で悩んでおられる方も多いと思います！
今回は一般入試と推薦入試について
「勉強法の違い」
に注目して説明させていただきます！
推薦入試では「学校の成績」が重視される！
推薦入試の成績名称は
「学校推薦型選抜」
と言いますが、ここでは通称通り
「推薦入試」
という旧称を使います。
推薦入試には
「指定校制」
と
「公募制」
にわけられますが、いずれも
「学校長の推薦が必要」
となっています。もっとも
「学校長の好き嫌いで推薦する」
というわけでは当然なく
「学校での成績等を考慮して推薦する」
ということになっています。
推薦入試では、特に公募制だと
「よほどのことがない限り、推薦がもらえる」
というケースもあるものの、それでも
「一般入試と比べたら、低倍率」
になる傾向があるため、受験戦略としては
「受験勉強よりも、学校の授業を真面目に聞くことが大切」
ということになります。
実際、公募制でも
「当日の朝まで受験勉強をしなかった」
けど合格した、という体験談を話す人もいます。
しかし、幾ら倍率が低くても
「推薦されなければ、受験すらできない」
訳ですから、学校の勉強を頑張りましょう。
一般入試ではとにかく独学が大切！
一般入試では推薦入試とは違い
「学校の勉強よりも、独学での学習」
ということになります。
極端な話
「高校卒業できなくても、高卒認定試験合格しておけば受験できる」
のが一般入試で、しかも
「高卒認定試験は高校1年生レベルの内容」
ですから、こちらはハードルがあまり高くありません。
もちろん、私は
「高校生活も楽しむように」
と生徒に教えているので、こんな極論を実行してほしい訳ではないですが
「敢えて言うならば、学校の勉強は二の次！」
ということです！
疑う人は大学の赤本を見てみて下さい！
これ、高校の勉強だけで解けますか？
もちろんこのことは悪いことばかりではなく
「不登校であっても良い大学に行くことは夢ではない」
「高校で習っていない教科が出る受験でも独学でなんとかなる」
ということです！
行きたい大学があるのであれば、諦めずに勉強しましょう！
子供の状況を見て判断することが大切！
一般入試か推薦入試か、どちらが良いかは
「子供の状況次第」
ということが言えます！
例えば、イジメ等が原因で不登校になった子供に
「推薦貰えるために頑張って学校に行きなさい！」
と言っても、それが子供のためになるとは限りません。
逆に英検やTOFLE等の資格を持っている子供だと
「推薦入試の方が有利」
となる場合もあるでしょう。
また最近では
「共通テストを利用する推薦入試」
も増えてきている一方で、私立大学では
「共通テストを使わない一般入試」
も多く、大学ごとの違いも大きくなってきています。
なので子供の志望する大学や学部も判断基準となります。
ネット上でも、世間話でも
「推薦入試の方が良い」
とか
「一般入試の方が良い」
といった会話がされがちですが、お子様にあった選択肢を選んでいただけますと幸いです。
私も生徒の進路相談では、様々な選択肢を常に念頭に置いています！
【学習塾PLANT】
２０１４年１２月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
小学生、中学生、高校生の偏差値25～75までの生徒を教えた結果、
日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう！
ゆる～い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、
生徒達をいっぱい「認める」事をして、どこにも負けない「カリキュラム」を生徒に合わせて作っております！今では、継続して通ってくれている生徒たちが、偏差値10ぐらいあがるのも普通になってきています！毎年、第一志望合格率約8割で合格してくれて嬉しいかぎりです！
興味のある方はぜひ
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