勉強は、大きく分ければ覚えることと、理解することに分けることができます。
それぞれ重要な要素で、そこに優劣はないですが、勉強をする上でこれらがあるということを知っておくに越したことはありません。
まず、覚えることは知識のインプットとほぼ同じ意味で、いわゆる「暗記」です。単語や漢字、公式や定理など、様々なものを覚えなければ、勉強は始まりません。
主に定期テストの序盤や、資格試験などで問われている勉強はこちらでしょう。あとから勉強することの素材となるものをいったん頭に入れる勉強が「覚えること」の目的です。
対して、理解することは、知識の使い方を知ることで、いわゆる「演習」に近いです。今までの知識をどのように組み合わせれば問題を解くことができるかを理解してこそ、勉強している分野に対して深く「わかる」ことができたといえるでしょう。
さて、厄介なのは、この2つの勉強は、大きく分けることができる割に、重なり合ってもいる、ということです。
例えば、数学の放物線(2次関数)の問題を考えてみましょう。一見、放物線の問題は思考して問題を解く、いわゆる「理解する」勉強のように思えます。
しかしながら、人によっては今まで勉強した公式を思い出し、それに当てはまる数字を入れ込んでいる、と捉える人もいるので、「覚える」勉強を機械的に使っているだけ、ともとることができます。
社会の演習を考えてみても、一見「覚える」勉強を想起(思い出)して、答えを導いているように見えますが、人によっては問題文からどこがキーワードかを「理解する」ことで、問題を解いています。
つまり、勉強を大きなカテゴリーに区切ったとしても、その勉強の本質を解釈するのは自分自身であるといえます。
今やっている勉強がどういった勉強なのかを解釈する過程は、勉強の効率を上げるのに大きくつながる要素です。
「人による」からこそ、自分の解釈を確立させて、目の前の課題に取り組んでいけると、勉強をより効率よく進められるようになるでしょう。
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