テストにおいて、点数は重要です。
当たり前と言われればそこまでですが、テストを解くうえで、点数に貪欲(高得点を取るためにどうしたらよいか考え、実行すること)になることをしきれていない受験生は、実はそれなりにいます。
受験もあくまでテストの一種であり競技のようなものなので、スポーツと同様に、ルールの中なら好きなプレーをとることができます。
今回はその中でも、「問題を解く順番を変えてみる」ことにフォーカスして、お話しさせていただけたらと思います。
突然ですが、あなたは好きなものと嫌いなものがあったときに、どちらから食べますか？
それぞれの答えと理由があるかと思います。では、このアンケートで「好きなものから食べる」と答えた人の理由には、どのようなものがあったでしょうか。
その理由のひとつに、「お腹いっぱいになって食べられなくなったら嫌だから」というものがあったそうです。どれだけ好きなものがあったとしても、食べられなければ意味がありません。たしかに、一理あるといえるでしょう。
問題を解くときも、この考え方が使えます。
要は「食べられなかった食べ物は結果として食べなかったのと同じ」で、「時間切れで解くことができなかった問題は解かなかったのと同じ」です。
これを回避するために、問題は得意なものから解いていきましょう。
とにかく解ける問題を解いていくことで、点数を上げていく戦法をとるのが効率が良いといえるでしょう。入試問題に食べ合わせはありません。
律儀に前から解いている受験生は、いったんその順番を見直してみるのも糸口になるかもしれませんね。
【学習塾PLANT】
２０１４年１２月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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