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文系科目で大切な「事実」と「評価」の違い

 ある生徒からこんな質問がありました。




「先生、関ヶ原の戦いの西軍の大将は知ってる?」




毛利輝元ですよね?」




「何で知っとん!」




(まぁ、文系だから・・・。)




「じゃあ鎌倉幕府の成立年代は?」




「それはいろいろな説があります。」




「え?1192年ではなく1185年が正しいんじゃないの?」




「それは色々な意見があるんですよね。」




「西軍の大将が毛利輝元なのは確定しているのに?」




「西軍の大将が誰かというのは『事実』の話なんですが、鎌倉幕府がいつできたかは『評価』の話なんです。『事実』と『評価』の違いは大事なポイントですから、少し説明しますね。」




 というわけで、歴史に限らず文系科目全般で大切な「事実」と「評価」の違いについて説明しました。

例としては「事実:料理がある」「評価:美味しい」というようなもの



 

「○○は大将である」




というのは「事実」です。




 文系の教科も理系と同様に、何が「事実」かも当然大切です。




 ただ、一方で




鎌倉幕府とは何か?」




というような「評価」の問題もあります。




 当然、人によって「鎌倉幕府」がどういうものと考えるかは微妙に違いますから、その定義の違いによって鎌倉幕府の成立年代も異なります。




 ここまで説明すると、次の質問が来ました。




「先生、それやったら入試ではどっちの年代を書いたらいいの?」




 いい質問ですね。しかし、答えは簡単です。




「基本的にそういう問題はでないです。」




「え?」




「学者でも意見の分かれるような問題は、あまり入試には出ないのです。」




 そう、なぜ「事実」と「評価」の違いを説明したのか、というと。




 当然、論理的思考力を鍛えるために「事実」と「評価」の区別は重要、というのもありますが・・・




 なによりも入試に出るのは基本「事実」の部分だけということがあるからです。




 効率よく勉強するためにも「事実」と「評価」の区別をしっかりとし、まずは「事実」の部分を覚えるようにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

【学習塾PLANT】

2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。

 

小学生、中学生、高校生の偏差値25~75までの生徒を教えた結果、

日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう!

 

ゆる~い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、

生徒達をいっぱい「認める」事をして、どこにも負けない「カリキュラム」を生徒に合わせて作っております!今では、継続して通ってくれている生徒たちが、偏差値10ぐらいあがるのも普通になってきています!毎年、第一志望合格率約8割で合格してくれて嬉しいかぎりです!

 

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