夏期講習最後の日、ある生徒が志望校の過去問を解いた結果、こう言いました。
「最悪!点数下がっとるやん!」
・・・う~ん、これは下がったというのかな?💦
どういうことかというと、この生徒の点数、夏期講習の最初の頃と比べたら倍近くに増えているのですよね。
過去問だけでなく、通常授業や模試でも計算ミス等が目に見えて減っています。
教えている側からすると「とてもよく頑張ったね!成果も出ているからこの調子で頑張れ!」という感じなのです。
しかし、その生徒は直近に過去問を解いた時と比べて「下がっている」と思ってしまったのですね。
同じ学校の過去問を解いても年度により難易度に若干の差はありますし、仮に同じぐらいの難易度の問題を解いても当日のメンタルの様子等について点数に多少の影響はあります。
ですが、大切なのは計算ミスが減ってきて点数に上昇傾向がみられているという事実であり、直近の問題との点数の差ではありません。
もちろん、直近の最高点と今の点数を比べることに意味はあります。
過去最高得点よりも低いということは、自分の実力を出し切れていない(=何らかのミスをしている)という証拠ですからね。
ただ、そのことでモチベーションが下がってしまうのは逆効果!
そもそも、勉強の効果は最低でも一か月以上続けないと目に見えては現れないものです。数日前や一週間前の成績と比べても、あまり意味はありません。
その生徒には夏期講習での点数の推移を見せて、自分の実力が上がっていることを自覚してもらいました。
「計算ミスも減ってきているでしょ?」
というと
「確かに!最近は計算ミスをあまりしなくなったと思う!」
という返事をしてくれたので、自分の成長を自覚出来ていたと思います。
皆様もお子様には短期的な点数の変化ではなく、長期的な傾向に注目するように言った方がよいと思います。
特に、長期的に点数が上がる傾向にある場合は、その子が努力している証拠ですからその努力を認めて褒めてあげることが大切です!
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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