勉強をするとき、程度こそあれど、ライバルはいるべきであるとされています。
ある程度の闘争心があれば、自分のモチベーションになりますし、勉強の頻度や強度をつかむ上で重要な役割を果たしうると考えられています。
これはマラソンにおける「ペースメーカー」の役割と似ている、といえば吞み込みやすいかもしれません。
ただし、そのライバルはクラスメートや友達であるとは限りません。
場合によっては過去の自分自身だったり、ある一定の数値だったりします。
先ほどマラソンのペースメーカーの例を出しましたが、場合によっては卓球やテニスの「壁打ち」だったりするわけです。
これを設定するのは選手自身で、勉強においては子ども自身です。
これを保護者側が押し付けてしまうと「よその子はできるのにうちの子は...」と言われているように子供が感じてしまい、逆効果になる可能性もあります。
必ず子ども自身の意思を尊重することを念頭に置いたうえで、以後の文章を読んでいただけると幸いです。
他の人であれ、自分自身であれ、はたまた無機物であったとしても、そのライバルとは仲良くしておきましょう。
ライバルといい関係を築くことは、モチベーションを向上させる助けになることでしょう。
裏を返せば、それといい関係を築けなければ、プレッシャーやストレスにつながる可能性があります。
実際に重圧や気疲れを感じているかどうかの見極めは本人だけでは見分けがつかないので、そういったときこそ保護者の出番であるといえます。
客観的に見て危険信号が出ているときは一緒に考えたり、子供との対話を―あくまでも慎重な姿勢を保ちながら―試みてみるのがいいでしょう。
直接解決しなかったとしても、解決の糸口が見つかる可能性は大いにあります。
結果として問題を解決するのは本人ですが、その手伝いをすることは保護者にもできるでしょう。
むしろ、過干渉にならない程度に介入するのは周りの大人の役目でもあります。
ただし、本人が嫌がることはやめましょう。
供が言葉に出したら赤信号です。
もっと言えば、態度に出た時点で黄信号で、一旦退くべきです。場合によっては時間が解決してくれることもあるので、見守るのも保護者の大切な役目です。
ライバルと仲良くいられるかどうかは子ども自身の成長に大きくかかわってきます。
その子に合った適切なライバルを見つけ、正しく活用することこそ、大人になるための近道です。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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