「勉強では全体像を意識することが大切」
これはよく言われることです。
しかし、具体的にどうすれば全体像を意識できるのでしょうか?
何事にも、木で言うと「幹」にあたる重要な部分と「枝葉」にあたるあまり重要ではない部分があります。
勉強でも「幹」にあたる部分をまず覚えるようにすることで、全体像を意識できるようになります。
勉強における「幹」と「枝葉」とは?
重要な基礎知識や主要な概念が「幹」に相当し、それ以外の詳細な事項やマニアックな知識が「枝葉」に相当します。
まず、「幹」にあたる部分を優先して覚えることで、全体像を把握しやすくなります。
つまり、基本的な概念や重要な出来事、原理などを押さえることが重要です。
これにより、勉強の基礎が固まり、その上に枝葉の知識を付け加えることができます。
日本史の場合、幕末から明治維新までの動乱期や戦国時代の大名たちの戦いなど、重要な時代や出来事を押さえることが幹にあたります。
生物学の場合、細胞の構造や生物の進化の原理なども幹に該当します。
高校数学の場合、一次方程式や二次方程式の解法、多項式の因数分解、方程式のグラフの描画などが幹に該当します。
代数学の基本を理解することで、数学的な問題を解決するための基本的な手法を身につけることができます。
効率の良い勉強で押さえるべき幹と枝葉の関係
ここでの「幹」は、一貫したストーリーの中で説明される重要な部分であり、試験に出題される可能性が高いとされる知識を指します。
一方、「枝葉」は、試験の出題頻度が低いマニアックな知識や詳細な事柄を指します。
この視点から見ると、「幹」の理解と育成が重要であり、「枝葉」を勉強する際には、「幹」から派生する関連性を意識することが必要です。
つまり、詳細な知識を学ぶ際にも、それが基本的な概念や原理からどのように派生しているかを把握することで、全体像を繋げることができます。
たとえば、日本史で戦国時代の大名の紛争を勉強する場合、その背景や影響を考えることで、幕末から明治維新に至る日本の政治状況や社会の変化との関連性を理解することができます。
生物学では、細胞の構造や機能を学ぶ際に、それが生物の進化や適応にどのように関わっているかを考えることが重要です。
高校数学の場合、実際の問題に対処するための数学的な応用や応用問題の解法が枝葉に該当します。
例えば、物理学や工学、経済学などの分野での数学的な応用や実世界の問題に対する数学的モデリングや解析などが該当します。
このように、幹と枝葉の関係を理解することで、全体像を意識した勉強法が具体化されます。
重要な基礎知識を理解し、それを踏まえて詳細な知識を学ぶことで、全体像を把握しやすくなり、より深い理解が得られます。
【学習塾PLANT】
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