私は合格実績に原則1年、最低でも3ヶ月指導した生徒しか含めていません。
理由は、学習法が身につくまでには少なくとも3ヶ月はかかるからです。
さて、どうして学習法を身につけるのに
「最低3ケ月(出来れば1年)」
もの期間が必要なのか、というとそれが
「学習習慣が定着できる期間」
だからです!
学習習慣は2週間で軌道に乗る
保護者からすると(また、場合によっては子供自身も)
「今日学習法について学んだから、明日から毎日実践できる!」
という状況であってほしいことでしょう。
しかしながら、それは残念ながら難しいです。
子供は(多くの場合、大人も)一度寝ると
「リセット」
されてしまうことが少なくないからです。
研究によれば、新しい習慣を身に着けるためには、平均して約2週間かかるとされています。
この期間は、習慣を継続するための初期の努力や集中力が必要な時期であり、習慣が身に付くまでの段階です。
最初の2週間は、毎日勉強することに取り組む意志や決意が試される時期でもあります。
3ヶ月で定着できる理由
新しい習慣を定着させるには、より長い期間が必要です。
2010年にロンドン大学教授のフィリップ・ラリー氏がおこなった研究によると、新しい習慣が定着するのには平均して約66日(約2ヶ月)かかると言われています。
もっとも、この66日というのはあくまでも平均であり、ラリー教授は
「個人のバラツキが大きい」
と総括しています。
(出典Lally, P「How are habits formed」https://psycnet.apa.org/record/2010-22273-010)
「2ヶ月間頑張ったら学習法が身につくんじゃないの?」
と思うのは甘い、ということです。特に
「1学期は約3ヶ月」
ですから、本当に学習法が身についたと言えるためには
「1学期分=約3月分」
は学習法を指導する必要があります。
この期間には、継続的な努力とコミットメントが必要ですが、3ヶ月間継続することで、習慣がより安定化し、日常生活の一部として自然に行われるようになります。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
小学生、中学生、高校生の偏差値25~75までの生徒を教えた結果、
日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう!
ゆる~い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、
生徒達をいっぱい「認める」事をして、どこにも負けない「カリキュラム」を生徒に合わせて作っております!今では、継続して通ってくれている生徒たちが、偏差値10ぐらいあがるのも普通になってきています!毎年、第一志望合格率約8割で合格してくれて嬉しいかぎりです!
興味のある方はぜひ
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