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【学習法】子供の基礎学力は国語で決まる!

 塾で子供を教えていてわかることがあります。それは




「勉強が出来る子供は国語力が高い!」




ということです。




「え?国語?国語さえできれば他教科の勉強もできると言いたいの?」




と誤解されるかもしれませんが、ここで言いたいのは




「国語の勉強がよく出来る子供は、論理的思考力に優れている」




という意味です。




 今回はそのことについて説明させていただきます。





国語力とは「相手の言いたいことを理解する能力」

 最近、若者の間で流行している言葉として




「論破」




とか




「それ、あなたの感想ですよね?」




とかいうフレーズが広まっていますが、それは




「国語力がない」




という証拠です!




 国語力について




「誰かを言い負かす力」







「相手の意見を切り捨てる力」




と誤解している人がいるため(そういう力が必要な時もありますけどね!)、一番大切な




「相手の言いたいことを理解する能力」




が軽視されてしまっています!




 学校の授業では




「読書感想文」




みたいなものを書かされたりするから、みんな




「自分の意見を伝える能力」




こそが国語力だと勘違いしてしまっているんですよね。




 国語だけでなく英語もそうなんですが、言語を勉強する最大の目的は




「相手とコミュニケーションをとること」




だということに異論はありませんよね?




 これは国語の教科書に載っている論説文や小説文を読む時であっても




「筆者の言いたいことは何だろうか?」




「この登場人物はどういう気持ちだろうか?」




と考えながら読む、つまり




「作者と(広い意味での)コミュニケーションをしながら読む」




ことには変わり有りません。




 コミュニケーションで1番大切なのは




「相手の言いたいことを理解する能力」




ですから、国語力の本質もこれなのです。




 相手の言いたいことを理解できなければ、そもそも「論破」なんかできませんから。






客観的に文章を読み取ることが出来るか

 さて、いくら「相手の言いたいことを理解」と言っても、それは




「相手の主張を自分の主観で理解する」




ということや




「相手の主観に全てを合わせる」




ということではコミュニケーションの意味がなく、あくまでも




「相手の言っていることを客観的に把握する」




ということが大切です。




 教科書の論説文や小説文を読む場合であると




「この論説文の内容はオカシイ!」




というあなたの主観を表明することも




「この小説の登場人物のような人間にならないといけないのか!」




という風に洗脳されてしまうことでもなく




「なるほど、だから筆者はこういう意見を述べているのか」




「なるほど、だから登場人物はこういう気持ちになっているのか」




という風に、文章の内容を客観的に理解することが国語力です。




 そして、そういう能力を身に着けると、国語だけでなく他の教科でも




「この数学の解説書に書いてあることはこういう意味だったのか!」




「お金の価値が下がると物価が高くなるのはこういう理屈だったのか!」




分子式だけでは分子の構造が充分に表現できないから構造式が必要なのか!」




と言ったことが判るようになり




「sin?cos?何を言っているか、さっぱりわからない!」




「インフレ?デフレ?なんかようわからんこと言っているから授業は寝よう」




「構造式?なんで分子式じゃダメなの?」




等となることが無くなるのです、






客観的な理解には論理的思考力が不可欠

 客観的に文章を理解するためには、これまでも再三述べてきたように




「論理的思考力」




が不可欠です。というよりも




国語学習の本質は、論理的思考力を鍛えること」




にあると言っても過言ではありません。




 実際、私も塾では




「文章を論理的に把握できるようになるか」




という観点から教材を選びカリキュラムを作成しています。




 もちろん、高校生への指導であれば




「現代文単語の意味」




を覚えてもらう、といった授業もしますが、いくら単語を覚えても




「論理的に思考できない」




という状況であると、例えば




「抽象と具体」




「大分類と小分類」




といった概念が理解できず




「言葉同士の関係」




が理解できなくなってしまいます。




 単語の意味を適切に覚えるためにこそ




「論理的思考力」




が大切なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【学習塾PLANT】

2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。

 

小学生、中学生、高校生の偏差値25~75までの生徒を教えた結果、

日本の教育には無駄が多いと痛感しています。もっと効率よく学びましょう!

 

ゆる~い個人塾ではありますが、「効率的な勉強法」を生徒に伝え、

生徒達をいっぱい「認める」事をして、どこにも負けない「カリキュラム」を生徒に合わせて作っております!今では、継続して通ってくれている生徒たちが、偏差値10ぐらいあがるのも普通になってきています!毎年、第一志望合格率約8割で合格してくれて嬉しいかぎりです!

 

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