大人はみんな、「とにかく辞書を引きなさい!」と言います。
実際、私が子供のころも、同じようなことを言われ、しぶしぶ従っていました。分厚くて重い辞書を持って授業に臨んでいたのも、今では過去の思い出になってしまいました。
現代のこのデジタル社会では、調べたいことは調べようと思えばすぐに出てくるようになっています。
スマホやタブレットといった、様々な道具がここ数十年で世の中に出てきました。
実際に、ある調査では中学生の約4人に3人はスマホを持っている、という結果も出ています。
そんな中で、辞書を使う意味はあるのでしょうか。
結果から言えば、私はまだあると思います。正確には、辞書だけでなく参考書なども使うべきではあると考えています。
というのも、「答えを見つける」のではなく、「答えを調べる」家庭にこそ、意味があると考えているからです。
すぐに答えを「見つける」ことができることに慣れ、あまりにも簡単にそれが手に入ってしまうようなら、将来的に自分から考えることをやめてしまうかもしれません。
「調べる」ということは、単に答えを知るという結果を得られるだけではなく、効率よく調べるためにはどうすればよいかを考える、調べる最中にほかに気になることも調べてみようと思うなどの、様々な効果が得られる機会になるのです。
まだまだ成長過程の子供だからこそ、すぐに答えを知るわけではなく、自分で答えを得る過程を知る必要があります。「辞書を引きなさい」という言葉の真意は、きっとその過程を大事にしてほしいという願いなのでしょう。
その精神はきっと今でも受け継がれるべきです。自分で「考えられる」大人になるために、自分の手で「調べる」癖を今のうちからつけておきましょう。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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