受験勉強はよく、マラソンに例えられます。
たしかに、長い時間で目標に向かって勉強を続けるという意味では、マラソンに似ているともいえるでしょう。
しかし、大きな視点から見れば受験勉強はマラソンかもしれませんが、細かい視点で見れば受験勉強が必ずしもマラソンである、とはいえない部分も多くあります。
まずは似ている部分を見ていきましょう。もちろん、大きな視点から見た「ずっと勉強をし続ける」という点は似ているでしょう。
また、「常に全力を出すわけではない」というのも似ています。
これは、手を抜いて勉強に取り組む、というわけではなく、可能な限り余力は残しておく、という意味です。
極端な話、ずっと100m走と同じペースで走っているマラソン選手は、おそらくいないでしょう。
勉強も同じで、ずっと睡眠時間0時間で、(悪い意味で)自分の限界まで全力を出し切っている受験生はいないですし、もしそんなことをするようならすぐに止めます。
どちらも、どこかで体力が尽きることが目に見えているからです。
ペース配分が大切なのは、受験がマラソンに例えられる理由の一つでしょう。
ただし、もちろんマラソンと違うところも多くあります。
その中の一つに、スタートとゴールが人それぞれ、といったところがあります。
まず、スタートである受験勉強を始める時期は、本当に人によって異なります。部活や家庭事情など様々な要因がありますが、結果として大きく異なります。
具体的には、大学受験の際、高1の間に高3の範囲まで終わらせて高2から始める人もいれば、高3から受験勉強に触れ、基礎から詰める人もいます。
また、ゴールである、それぞれの目標も大きく異なります。何(どこ)を目指すのか、どうして目指すのかによって、受験に対するモチベーションは大きく変わってくるので、大切な要素といえるでしょう。
このようにそれぞれに似ている点、異なる点が挙げられる受験勉強ですが、個人的には受験勉強はマラソンに似ている要素が大きいと考えています。
これは実際の経験なのですが、受験勉強でもマラソンでも、普段は予定のペース通りに、ピンチとチャンスに頑張って順位を上げるというのがとても有効でした。
日々の勉強に置き換えるなら、模試や過去問で成績が悪かった時に危機感を持ち、あと少しで合格ラインに届くときに気を抜かず努力を続けるといった具合になります。
ひとりの教育者として、生徒さんには、とにかく自分のペースで目標に向かって、頑張り続けてほしいと願っております。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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