主に数学(算数)や国語の読解などの「思考」がメインとなる教科で、「発想」が必要になる場面は多くあります。
どういったところに補助線を引き、どういった角度から問題を見るのか。
問題文が伝えたいことは何で、出題者は何をしてほしいのか...挙げ始めるとキリがありません。
こういった、問題に対する「発想」は、一見何もないところから出てくる「発明」に似ているように見えますが、実際は違います。
この発想は、単に引き出しの多さに過ぎません。正確には、問題ごとに自分が持っている知識を使い分けて使うことができる能力、ともいえるでしょう。
「発明」というのは、言い換えると「ゼロからイチをつくる」ことであり、「発想」というのは、「持っているイチを組み合わせてヒャクをつくる」ことです。
受験勉強で必要なのは、大体の場合組み合わせるほうです。
試験というのは決まった範囲からしか問題を出せないため、難しい問題をつくるためには読み取りづらいようにするのが最も手っ取り早いです。
そんな「絡まった紐」を解く糸口になるのが知識であり、いわゆる「発想」というものだ、ということです。
あまり難しいことを考える必要はありません。
自分の元に今ある武器で、どう戦うかを考えればよいだけです。
武器が足りないと感じるのならば、一度知識を増やしてみましょう。
ゼロから何かを生み出す必要がないからこそ、知識が重要なカギになります。
知識を組み合わせる発想の原動力は、練習や演習になりますので、ひたむきな努力こそが成功への近道と言えるでしょう。
【学習塾PLANT】
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