プログラムの用語で、バグという言葉があります。
ご存じのように、コンピューター上のプログラムにおける欠陥や不具合、誤りのことを言いますが、
これは英語の(小さな)虫を指す、bugが語源であるとされています。
実は、ある意味同じような言葉が臨床神経学の分野にあり、
それが今回取り上げる”ANT”(英語でアリの意)です。
この言葉は略語で、”Automatic Negative Thoughts”(ネガティブな自動思考)の頭文字です。
ひとつひとつは小さくても、「脳」という繊細な舞台においてはその存在感が大きく、
小さいものの積み重ねによって思考がいっぱいになってしまい、
自分の潜在能力にリミット(制限)を無意識のうちにかけてしまうものであるとされています。
自分の成長のためにはこの”ANT”を取り除くことが大切であるとされていますが、
人によって取り除き方に違いがあることが多く、
画一的なものを提唱するのはなかなか難しいと言われています。
特に中高生、要は思春期の子どもたちにとってこの”ANT”はより発生しやすく、
放っておきがちな傾向にあるため、結果として対処の難しいものになりがちです。
そんな中で、特に解決率が高いものを1つ紹介しましょう。
単純ですが、QOLを上げることです。
”Quality of Life”の略であるこの言葉ですが、単純に生活の質を指しています。
軽い運動をする、綺麗な環境を保つ、人間関係を整理するなど、その方法は様々ですが、まとめるとこの言葉に尽きます。
「悩みを消すために悩みを消す」という、倒錯した詭弁のように聞こえるかもしれませんが、これは違います。
小さなことから出来た悩みによってパフォーマンスが落ちているなら小さなことから解決していこうという、極めて真っ向勝負なお話です。
ひとりで解決できないようなら他の人に助けを求めるのもいいでしょう。
もちろんひとりでないと解決できないものはひとりで解決すべきですが、
とにかく”ANT”は可能な限り失くしていきましょう、というのが本日の記事の本旨として、この記事を締めさせていただきます。
【学習塾PLANT】
2014年12月に大阪市天満橋に根本が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、後に中学受験・大学受験を対象としたクラスを開講。
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